小春日和の穏やかな日々が続いていますが、朝晩は日増しに寒さが募ってきました。
ここにきて新型インフルエンザも一気に広がりをみせ、当園においてもいつ感染が確認されてもおかしくない状況にあります。当園としても万全を期しているつもりですが、保護者の皆様共々こどもたちの手洗いや消毒、うがいを怠らず健康への留意をお願いします。
さて、今日の家庭においては「こ食」がさらに増えてきたと聞きます。
※「こ」の字には「弧食」(1人だけで話し相手もない食事)や「粉食」(粉でできた食べ物、例えば袋に入ったパンやインスタントめんのみの食事)、「固食」(いつも決まったものしか食べない食事)等が当てはまり、どの「こ食」においても家庭での会話(コミュニケーション)が乏しくなり、無論バランスのとれた栄養分の摂取も困難と言えます。子どもたちの空腹はある程度は満たされても、心がひもじい、心が満たされない状態となるのではないでしょうか。
(※「体と心と食べ物と」『朝日小学生新聞』掲載より一部引用)
家庭でも手間ひまとアイデアがあれば低コストでも栄養価が高く美味しい料理が出来るはずです。その典型的な例が保育園での給食と言えましょう。北九州市の栄養士が毎月プラン立てする保育園の統一献立は、歴代の市保育所連盟の先生方がその熱意を持って行政と折衝にあたられ、全国に先立てて実施されるようになり現在に至っています。
先日保育参観とともに実施した給食試食会がその1つのきっかけとなって下されば幸いと存じます。今後も給食試食会は各クラスで行っていきますので、多数ご参加下さい。
「食欲の秋」です。子どもたちといっしょに給食の人気メニューにチャレンジしてみては いかがでしょうか。その中できっと子どもたちとの会話もはずむはずです。
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